faq浄化槽Q&A

Q1浄化槽って何?
浄化槽は、台所、風呂および洗濯などの生活雑排水と、トイレの排水をバクテリア(微生物)の働きによりきれいにする水処理施設です。
Q2浄化槽の微生物はどのような働きをしますか?
水の中にいるバクテリアや原生動物などの微生物は、浄化槽の中で汚れ(有機物)を食べて水をきれいにします。微生物には酸素を必要とするものと、必要としないものがありますが、これらの微生物が働きやすい環境をつくることが大切です。
Q3BOD(ビー・オー・ディー)って何?
水中の汚れ(有機物)が微生物の働きで分解されるとき、酸素が消費されます。BODは、水中の有機物の量をその酸素の消費量で表したもので、汚れがひどいほど酸素は多く消費されます。すなわちBODの値が大きいということは汚れた水であるといえます。
Q4ブロワの電源は切っても良いですか?
電源は絶対に切らないでください。ブロワから送られる空気によって浄化槽内の微生物に酸素を与え、水を撹拌する働きをしています。電源を切ると微生物が死に汚水が浄化されなくなるため、悪臭の発生や未処理水の河川等への流出につながります。
Q5洗剤の使用は問題ありませんか?
洗剤は適量であれば問題ありません。洗剤を多量に使用しても汚れ落ちは変わりません。むしろ微生物に悪影響を及ぼすことになります。
Q6再生紙のトイレットペーパーを使用しても良いですか?
市販のJIS規格のトイレットペーパーであれば再生紙でもかまいません。しかし、紙おむつやティッシュペーパーなどは流さないでください。配管や浄化槽内が詰まる原因になります。また、トイレットペーパーを大量に使い過ぎると、槽内に溜まる汚泥の量が多くなり、通常より短い間隔での清掃が必要になることもあります。
Q7不要になった刹虫剤・灯油などを浄化槽に流したいが。
塩酸などの強酸やクレゾールなどの消毒薬、防腐剤、庭の花木の殺虫剤、灯油などは浄化槽に絶対に流さないでください。浄化槽に入ると、微生物が死んだり弱ったりして、汚れ(有機物)が分解されなくなります。また、ペットの糞も流さないでください。
Q8使い古しの食用油は固めたりして、可燃ごみに出していますが。
適切な処理です。大量の油は台所のパイプが詰まる原因にもなり、浄化槽の微生物には手に負えない代物です。
Q9マンホールの縁から泡が出ていますが。
泡の原因は、洗剤の使いすぎ、医薬品の常用又は外気温の急激な低下などが考えられます。マンホールの縁から泡等が出てくるようでしたら、ご契約の保守点検業者とご相談ください。
Q10浄化槽からの臭いがひどいのですが。また、虫が湧いていますが大丈夫ですか?

臭気の原因として、

  • ブロワの異常による浄化槽の機能低下
  • 浄化槽の未管理
  • 排気設備の不良
  • マンホールの密閉が不十分

などがあります。ご契約の保守点検業者とご相談ください。また、虫の発生についてもご相談ください。

Q11浄化槽の上に物を置いても良いでしょうか?
上部に物を置きますと定期的な維持管理、その際の調整や故障時の作業などが行いにくくなりますので避けてください。
Q1浄化槽は水質に関する検査を受けるよう義務づけられているとのことですが、どういうことでしょうか?

浄化槽法第7条及び第11条で、浄化槽管理者は、「水質に関する検査」を受けるよう定められています。また、浄化槽が正常な処理機能を保ち、所定の放流水質を維持するには、浄化槽工事、保守点検、清掃が適切に実施されることが極めて大切です。したがって、これらの状況についても確認するのが法定検査であり、以下の検査を受けることが義務付けられています。

【7条検査】

浄化槽使用開始後、3ヶ月を経過した日から5ヶ月の間に受ける設置状況と水質に関する検査です。

【11条検査】

1年に1回、定期的に受ける水質検査で、保守点検や清掃が適正に実施されているかを確認する検査です。

Q2保守点検業者と契約しているのに、法定検査も受けるのですか?
全ての浄化槽は、「法定検査を受けなければならない」と浄化槽法に規定されています。法定検査は、浄化槽の設置や維持管理が適正に行われ、浄化槽機能が適正に確保されているかを確認するためのものであり、たとえ保守点検業者と委託契約をしていても、その目的が異なるため、公正中立な立場にある指定検査機関による法定検査を受けなくてはなりません。
人間に置き換えると保守業者は「日常の健康管理」、法定検査は「健康診断」に該当します。
Q3法定検査の結果が「不適正」になった場合、どうすれば良いでしょうか?
検査機関より浄化槽工事業者又は保守点検業者に改善内容の事前連絡がしてありますので、検査結果に従って工事業者やご契約の保守点検業者にご相談ください。浄化槽の未管理等の場合は、県(一部は市)からの指導がありますので、改善を行ってください。ご不明な点は、法定検査を実施した検査員にご相談ください。
Q4法定検査未受検の場合、罰則はありますか?
県知事(岐阜市内は岐阜市)は、生活環境の保全及び公衆衛生上必要があると認める時は、「勧告」、「命令」をし、この改善命令に違反した者は30万円以下の過料に処する規定があります。(浄化槽法第66条の2)
Q5連絡を受けた法定検査の訪問時刻は都合が悪いのですが、留守中の検査は可能でしょうか?
留守中であっても検査ができる場所に浄化槽が設置してある場合は可能です。ただし、浄化槽の上に物や車がのっている場合は、移動をお願いします。屋内(家の中、車庫等鍵のかかっている場所)にある場合は、日程調整をさせていただきます。
Q6工事写真や設置届出書(設置通知書)が見当たらないときはどうしたら良いですか?
工事業者(建築業者、ハウスメーカー)に問合せをお願いします。ご不明な場合は、法定検査時に検査員にその旨お伝えください。検査員から工事業者等に確認させていただきます。
Q1浄化槽は維持管理が大切だといわれますが、なぜでしょうか?
下水道と同程度の汚水処理性能を持つ浄化槽の構造は、建築基準法・浄化槽法によって定められており、正しく使えば汚水は基準に適合した放流水になるよう設計されています。
しかし、使用状況等に合わせた運転調整、設備のメンテナンスや溜まった汚泥の引抜きを行わなければ、設備不良、放流水質の悪化、悪臭の発生、及び、汚泥の流出につながります。したがって、定期的に適切な維持管理を行うことが大切です。
岐阜県では、法定検査機関、保守点検業者及び清掃業者が同一のソフトを利用したタブレット端末を導入しており、それぞれの過去の作業内容や水質状況を確認することで適切な処置を施すことができる体制を作っています。
Q2「保守点検」はどんなことをするの?
浄化槽には様々な付帯設備があります。「保守点検」ではそれらが正しく働いているか点検し、装置や機械のメンテナンス、消毒剤の補充、異常があれば修理を行います。また、使用状況、水質、スカム・汚泥の蓄積状況を把握した上で放流水質を良好に保つための運転調整を行います。点検回数は槽の大きさ、種類によって異なります。
Q3「清掃」はどんなことをするの?
浄化槽に流れ込んだ汚水は、沈殿・浮上といった物理的作用と微生物の働きによる生物作用によってきれいになりますが、この過程で必ず汚泥やスカムが生じます。これらが溜まり過ぎると浄化機能に支障をきたし、放流水質の悪化や悪臭の発生、汚泥の流出につながります。したがって、「清掃」では、汚泥やスカムを槽外へ引抜き、付帯設備の洗浄、槽内の状況確認を行いますが、岐阜県の清掃業者は、更に、清掃前の水質、スカム・汚泥厚の測定、水張り後の運転調整も行います。清掃回数は槽の大きさ、種類によって異なります。
Q4浄化槽の維持管理契約をしたいのですが、どこへ連絡すれば良いですか?

当センターは浄化槽のワンストップサービスの窓口です。なんなりとお問い合わせください。

センター窓口

総務部総務課
電話 058-276-0321

【行政の窓口】

浄化槽の保守点検業者
・・各県事務所環境課(岐阜市内については岐阜市自然環境課)

浄化槽の清掃業者
・・各市町村浄化槽担当課